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【月別ペアリング】7月に飲みたいワインと旬の食材・料理セット

7月にぴったりのワインと旬の食材を使った料理セットをご紹介。ソーヴィニヨン・ブランやロゼなど夏に合うワインとのペアリングアイデア満載です。

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【月別ペアリング】7月に飲みたいワインと旬の食材・料理セット

7月は夏本番。冷たい料理やさっぱりとした味わいが恋しくなる季節です。今回は、7月の旬の食材にぴったりのワインと、その魅力を引き出す料理セットをご紹介します。季節感を味わいながら、食卓を豊かに彩りましょう。


7月におすすめのワイン

1. ソーヴィニヨン・ブラン(白)

  • 特徴:柑橘系や青リンゴのような爽やかな香りと酸味
  • 理由:蒸し暑い日本の夏でもスッキリ楽しめる軽快さが魅力。

2. ロゼワイン(辛口)

  • 特徴:ベリー系の果実味と軽やかなボディ
  • 理由:冷やしても味がぼやけず、幅広い食材に合わせやすい万能選手。

3. ランブルスコ(微発泡赤)

  • 特徴:控えめな甘みと泡の爽快感
  • 理由:冷やして飲める赤ワインとして、肉料理にも合わせやすい。

7月の旬の食材

  • トマト
  • 枝豆
  • 鰯(いわし)
  • 鱧(はも)
  • とうもろこし
  • ゴーヤ

料理セットとペアリングの提案

セット1:夏野菜のグリル × ソーヴィニヨン・ブラン

材料(2人分)

  • ズッキーニ 1本
  • パプリカ(赤・黄) 各1/2個
  • ナス 1本
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 塩・黒胡椒 適量

作り方

  1. 野菜をそれぞれ1cm幅の輪切りまたは縦長にカットする。
  2. フライパンまたはグリルパンにオリーブオイルを熱し、中火で野菜を両面焼く。
  3. 焼き色がついたら取り出し、塩と黒胡椒を振って完成。

ペアリングのポイント

ソーヴィニヨン・ブランの青っぽさ(グリーンペッパーや草のニュアンス)が、ズッキーニやナスの軽い苦味と呼応します。また、ワインの高い酸がオリーブオイルのまろやかさを切り、焼き野菜の甘みを引き立てます。冷やして提供することで、料理の温かさとのコントラストも爽快。


セット2:鱧の湯引き 梅肉ソース × 辛口ロゼ

材料(2人分)

  • 鱧(骨切り済)200g
  • 梅干し 2個
  • 大葉 2枚
  • みりん 小さじ1
  • だし汁 小さじ1

作り方

  1. 鱧は骨切り済のものを用意し、沸騰直前の湯で5〜10秒湯引きする。
  2. 氷水でしめ、水気をしっかり切る。
  3. 梅干しは種を取り、包丁で叩いてペースト状にする。
  4. 梅肉にみりんとだし汁を加えて混ぜ、刻んだ大葉を加える。
  5. 鱧にソースを添えて盛り付ける。

ペアリングのポイント

鱧は淡白で繊細な白身魚ですが、梅肉ソースが加わることでしっかりとした酸味が生まれます。ロゼワインの果実味と酸味がこの梅肉の酸をやさしく受け止め、ミネラル感が鱧の持つ旨味と相乗効果を発揮します。ロゼの赤寄りの香りが、大葉の香りとも程よく調和。


セット3:枝豆ととうもろこしの冷製ポタージュ × ランブルスコ

材料(2人分)

  • 枝豆(さや付き)100g
  • とうもろこし(生または冷凍)1本分(約100g)
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 牛乳 200ml
  • コンソメ 小さじ1/2
  • 塩・白胡椒 適量

作り方

  1. 枝豆を茹でて豆だけ取り出す。とうもろこしは茹でて実を削ぐ。
  2. 玉ねぎは薄切りにし、少量のオリーブオイルで炒める。
  3. 枝豆・とうもろこし・玉ねぎ・牛乳・コンソメをミキサーで攪拌する。
  4. 味を見て塩・白胡椒で整え、冷蔵庫でしっかり冷やす。

ペアリングのポイント

とうもろこしと枝豆はどちらも自然な甘みと青っぽさを持ちます。ランブルスコの控えめな甘みと泡が、冷たいスープの中の甘みを強調しすぎず、バランスよく口の中をリフレッシュしてくれます。加えて、泡が舌の上でざらつきを流し、ポタージュの粘性を軽やかに感じさせてくれます。


セット4:鰯の香草パン粉焼き × ソーヴィニヨン・ブラン

材料(2人分)

  • 鰯(開き)4尾
  • パン粉 大さじ4
  • パルミジャーノチーズ(すりおろし)大さじ2
  • パセリ・ローズマリー 各小さじ1(みじん切り)
  • オリーブオイル 大さじ2
  • レモン 1/2個
  • 塩・胡椒 適量

作り方

  1. 鰯に軽く塩をふり、水気をふき取る。
  2. パン粉・チーズ・ハーブ・オリーブオイルを混ぜて香草パン粉を作る。
  3. 鰯の身側に香草パン粉をのせ、トースターまたはオーブンで10分焼く。
  4. レモンを添えて盛り付ける。

ペアリングのポイント

鰯の脂には、ワインの酸がとても効果的。ソーヴィニヨン・ブランのシャープな酸が口の中の脂をすっきり洗い流し、香草の清涼感とワインの草の香りがリンクして一体感が生まれます。パルミジャーノの塩味とも好相性。レモンをかけることで、ワインの柑橘系アロマとの共鳴がより明確に。


セット5:桃とモッツァレラのカプレーゼ × 辛口ロゼ

材料(2人分)

  • 桃 1個
  • モッツァレラチーズ 1個(100g)
  • ミントの葉 数枚
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 ひとつまみ

作り方

  1. 桃は皮をむいてくし形に切る。
  2. モッツァレラチーズも同じくらいの大きさにスライス。
  3. 皿に交互に並べてミントを散らす。
  4. オリーブオイルと塩をかけて完成。

ペアリングのポイント

桃のジューシーで繊細な甘みとモッツァレラのミルキーさが、ロゼワインのベリー系果実味とよく合います。ミントやオリーブオイルの香りがワインのアロマと融合し、余韻まで華やかに。ロゼの酸が果物の甘さに切れ味を加え、デザートのような心地よいマリアージュに。


まとめ

7月は、さっぱりとした料理と爽快なワインが主役です。暑さを和らげる冷製メニューや旬の食材を取り入れることで、ワインとの相性もぐっと良くなります。ぜひ季節の食材とワインのマリアージュを楽しんでください。

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